経済官僚中野剛志について、

経済官僚中野剛志について、

 中野剛志さんについては、ネット上で、賛否両論が出ています。ただ、この人は、かなり本を読んでみるとかなり、学究肌というか、アメリカ、ヨーロッパの社会科学系の文献をしっかりと読み込んだ上で、批判しているというか、かなり本を読む人だと思いますよ。

 しかも、アダムスミス、フリードリヒ・ハイエクミルトン・フリードマン、シューペンター、ロバート・ギルピンの著作を読んだ上で、批判しているというか、たいがいの評論家は、ろくに読まないで、思いつきと感情論、調べないで、イメージで語りますが、ちゃんと政治社会系の本を読んで語る人だと思います。

 最近は、リーマンショックを期に、道徳なき経営、理念なき市場原理主義、無制限のハイパーグローバリゼーション、新興経営者を批判する論調が増えていますが、やはり、世の中や社会を見ていくとそれだけ、貧困格差で生活が苦しい、ブラック企業で、働きすぎがキツイ、なんだか、凶悪事件が増えて物騒な世の中になったと思う人が増えたからだと思います。

 新自由主義というのは、アメリカの金持ちの思想というか、億単位の資産を持ってる、年収2000万円以上の人で、国から税金取られて困っている人の思想だと思いますよ。