スパイ映画テネットについて、

スパイ映画テネットについて、

クリストファーノーラン監督のテネットは、ノーラン監督が構想20年、クリストファーノーラン版007とも言うべき作品です。

 時間が逆行する、不思議な世界において、一人の男が秘密任務を遂行する、

 まさしく、メメントインセプションを合体させた、一回見ただけでは、理解できない難解さ、太陽がいっぱいなどの古典映画のオマージュ、最後は、ブラックホークダウン的な特殊部隊が、市街地を繰り広げる壮大なアクション、

 私は、この映画のテーマは、名もなき一人の男が世界を救う物語なのだと思う。

 そして、すべての仕掛け人は、未来の主人公自身であり、主人公は、未来人であったという終わり方なのだろう。