ホアキン・フェニックスのジョーカーについて、
少し前の話題ですが、ホアキン・フェニックスのジョーカーがアカデミー賞を受賞しました。それまで、子供向けで、日本の漫画マニアから、バカにされていた、アメリカンコミックがアカデミー賞受賞です。かなり劇的な快挙です。
内容は、過去のロバート・デ・ニーロ作品、タクシードライバー、レイジングブル、キングオブコメディのオマージュがあり、デ・ニーロ本人も出演します。
また、成功者となったデ・ニーロとの思想的な対比や現代の格差社会、精神障害者に対する差別など、アメリカンドリームのはかなさを描いていたと思います。
さらに、バットマンの父親やデ・ニーロを倒すことによって、成り上がり的なアンチヒーローの要素あり、ホアキン・フェニックスが体重を落として、ノーメイクで、歯並びを悪くして、しゃべり方や字の書き方まで、凝っていたのは、すごかったです。
とても、グラディエーターのコモドゥスのホアキン・フェニックスとは、思えなかったです。