フリードマン、ハイエク、アダム・スミスは、本当は何を言っているのか?

 フリードマンハイエクアダム・スミスは、本当は、何を言っているのかについて、

 新自由主義と呼ばれる思想家は、本当は、何を言っているのか、ミルトン・フリードマンは、人種差別、徴兵性に反対し、金融政策の重要性を説き、世界大恐慌の原因となった金本位制に反対していた。

 フリードマンは、民間企業による慈善事業、草の根のチャリティー、教会による駆け込み寺の役割を重視しており、障害者は、社会保障制度で、手厚く保護していいと言っていた。また、ベーシックインカムの原型になる考え方、政策、変動相場制、日本の平成不況の原因である、日本銀行のデフレ、円高を批判して、リフレ政策の原型になる政策を説いていた。

 また、フリードリヒ・ハイエクは、隷従への道で、自然発生的な、政治秩序、政治体制、社会保障制度、教会や駆け込み寺などの中間団体が、全体主義を防止し、政治社会を安定させると説いた。また、レッセフェールに凝り固まった、過激な市場原理主義には、反対し、ファシズムや国際共産主義などの全体主義国家や全体主義思想には、反対していた。

 また、アダム・スミスは、自由主義レッセフェールを説いたが、実は、スミスは、倫理学者であり、自ら罪を犯して、衣食住を手に入れるために刑務所や精神病院に入るような社会や国家は、ろくな社会では、ないといい、人々への道徳や倫理の重要を説く、倫理学者という一面もある。